気づいたらオデコに。。。アゴに。。。頬の真ん中に。。。あれ??いつの間にできた??っていうくらい、突然できるニキビ。
もちろん原因はあります。食生活の乱れや睡眠不足。クレンジング洗顔が不十分、メイクブラシやパフの汚れからの菌の繁殖。疲れやストレス。喫煙やアルコールの過剰摂取など、本当にいろいろな原因があります。
しっかり気を付けて予防していてもできる時はできてしまうニキビ。年齢とともに治まる場合もあれば、昔はできなかったのに何で??という場合もあります。
まずは、日々の予防をすることは大切ですが、できてしまったらしょうがない!!今回は、ニキビができてしまったときの対処法についてお伝えしていきます。
ニキビができてしまったら・・・
①絶対につぶさない
②過剰な洗顔はしない
③髪の毛が触れないように気を付ける
④ニキビを手で触らない
⑤刺激を与えない
⑥必要以上の油分を控える
それぞれの理由を簡単にお伝えします。
①絶対につぶさない
炎症を起こしたニキビをつぶすと細菌が入り化膿する恐れがあり、逆に長引いたり、悪化しやすくなります。ニキビ跡にもなりやすくなるので、気になってつぶしたくなるのを我慢して、治るのを待ちましょう。
②過剰な洗顔はしない
汚れを落とそうとしすぎて必要以上の洗顔をしてしまうと、返って乾燥を招いたり、余計な皮脂が分泌されてしまい過剰皮脂になってしまうこともあります。また、力が入ってしまい、摩擦を加えてしまうと、よりニキビの悪化に繋がります。しっかりと泡立ててキメの細かい弾力のある泡で洗顔をしましょう。
③髪の毛が触れないように気を付ける
ニキビに髪の毛があたると刺激になってしまい悪化してしまうこともあります。特にスタイリング剤がついた髪の毛は刺激が強くなるので注意してください。ニキビができてしまったときは、髪の毛で隠そうとせず、髪の毛があたらないようにピンやカチューシャなどでアレンジするのもオススメです。
④手で触らない
手には見えない雑菌がたくさんついています。これがニキビを悪化させることがあるのと、摩擦は肌荒れの原因にある通り、手で触るということは摩擦が起きている可能性もあるので炎症を起こしやすくニキビを悪化させやすくなります。ニキビができてしまったら、必要以上に触らないことがポイントです。
⑤刺激を与えない
化粧水をつける時の過度なパッティングやスクラブ系の使用、長時間のシートマスクの放置など、お肌に刺激を与える「攻めの美容」は、ニキビなどのお肌に炎症が起こっている時は控えましょう。特にニキビができてしまったときは、焦らずゆっくりと手でお顔を包むようにして化粧水を浸透させましょう。
⑥必要以上の油分を控える
クリーム系やリキッド系のファンデーション、オイル美容液やバームなどの基礎化粧品など、雨紛の多いものは毛穴をふさぎやすいのでニキビができたときは控えるようにしましょう。しかし、全く油分を与えないのも乾燥してしまうことに繋がるので、化粧水などの水分をお肌の中に閉じ込めておけるように、蓋ができる程度の油分はつけましょう。
ニキビ跡のお手入れ方法
▪赤みが残ったら・・・
ビタミンC誘導体や抗炎症効果のある化粧品を使ってケアをする
▪シミが残ったら・・・
紫外線対策や美白化粧品、ピーリングなどでケアをする
▪クレーターが残ったら・・・
レーザーなど治療を取り入れる
大人ニキビと思春期ニキビの違い
思春期ニキビ | 大人ニキビ | |
年齢 | 10代中心 | 20代以降 |
場所・肌質 | Tゾーン中心 ・鼻、オデコなど皮脂量が多い部分を中心に顔全体にできる ・オイリー肌にできることが多い | 顔の下半分が中心 ・頬、フェイスライン、口回り、アゴなどの下半分 ・乾燥肌にできることが多い |
時期 | 春~夏(皮脂分泌が多い時期) | 季節を問わずいつでも |
原因 | 過剰な皮脂分泌 | ストレスや不規則な生活、睡眠不足など生活のあらゆることが影響する ・体内バランスの乱れ ・免疫力の低下 ・バリア機能の低下 ・古い角質の蓄積 ・肌の乾燥 |
対策 | 思春期ニキビ用化粧品やニキビ用治療薬 ・アクネ菌に働きかける ・炎症をおさえる ・過剰な皮脂を取りは、除く ・肌を清潔に保つ ・厚くなった角質をはがす | 大人ニキビ用化粧品 ・炎症を抑える ・皮脂をとりすぎない ・十分な保湿ケア ・厚くなった角質を柔らかくする |
思春期ニキビと大人ニキビは見た目は似ているけれど、できやすい場所や原因は全く違います。思春期ニキビに関しては成長過程でのホルモンバランスの乱れも大きく影響してくるので、予防しきれない部分もありますが、まずはよく寝て、バランスのよい食事を摂り、お肌を清潔に保つことが大切ですね。
別の記事では、「ニキビができなくなった習慣」について書いています。
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