お肌をキレイに進化、改善していこうと思うと、美容液やクリームに目が行きがちですが、実はクレンジングや洗顔の「落とすスキンケア」に目を向けることが大切です。今回は、いまさら聞けないけれど、よく耳にする「W洗顔」について分かりやすくお伝えしていきます。
目次
▪W洗顔とは
▪W洗顔のメリットと必要性
▪クレンジングの時、洗顔の時の注意点
W洗顔とは
W洗顔とは、簡単に言うとメイクを落とすクレンジングと一般的に泡で洗う洗顔を両方することです。最近ではW洗顔不要。なんて言葉も見かけるようになりましたが、私個人的には、一つで二役というよりはW洗顔を丁寧にする方が好きです。なぜなら、クレンジングと洗顔て一緒のようで全く役割が違うからです。
W洗顔のメリットと必要性
お肌のうえの汚れは、油やほこりなど様々な汚れの種類があります。先にクレンジングの役割と洗顔の役割を簡単に説明します。
クレンジングの役割
クレンジングの役割は、メイク(化粧)はもちろん、毛穴の奥につまった皮脂や、黒ずみなどの油性の汚れを落とすことです。
洗顔の役割
洗顔の役割は、汗やホコリ、古い角質などの水性の汚れを落とすことです。
このように、汚れには種類があって、クレンジングと洗顔はそれぞれ役割が異なってきます。特に クレンジング=メイク落とし と思いがちですが、クレンジングにはメイクを落とす以外にも蓄積した油汚れを落とす役割もあるので、メイクをしない日は洗顔だけで終わらせてしまいがちですが、クレンジングをした方が毛穴などのケアに繋がります。毛穴のひらきや黒ずみが気になる方は、クレンジングの見直しをするといいかもしれません。
そして洗顔は、油汚れには直接効果はあまりないですが、その日に付着した汗やホコリだけでなく、ターンオーバーの乱れからもなる、ガサガサお肌の原因の古い角質をとりのぞいてくれて、ターンオーバーの乱れを改善してくれる効果もあるので、やわらかいお肌に導いてくれます。お肌のくすみが気のなる方は、洗顔の見直しをしてみるといいかもしれませんね!
面倒くさいな~と思う日も私自身もありますが、クレンジングも洗顔も両方、毎日欠かさず行うことが大切です。
クレンジングの時、洗顔の時、それぞれの注意点
クレンジング時の注意点
クレンジングにはジェルタイプ、クリームタイプ、オイルタイプなどがあります。どのタイプでも一回で使う量は正しく守った方がお肌に負担がかかりにくいです。クレンジング剤を手で顔に馴染ませている時に、顔が引っ張られることなく、手がしっかり滑る状態がベストです。ちなみにクレンジング時間は1分以内がベストなので、足りていない量でクルクルクルクル長い時間クレンジングをするよりもクレンジング剤の量を増やして1分以内に終わらせることが大切です。
まとめると・・・
- ジェルやクリームの場合は、約パール4粒分
- オイルの場合は3~5プッシュ
- クレンジング時間は1分以内で
- 滑りが悪い場合、メイクとの馴染みが悪い場合は時間をかけるのではなく量を増やす
そしてクレンジングオイルの場合はクレンジング剤を流す前に忘れてはいけない大切なことがあります。それは「乳化」です。乳化とは、クレンジング剤と少量のぬるま湯を混ぜることです。混ぜるとオイルが白く濁ります。これで正解です。そのまましばらく(5~10秒くらい)クルクルクルと優しく馴染ませて完了です。その後はぬるま湯でバシャバシャと洗い流しましょう。
★乳化が大切な理由★
まず、洗顔はクレンジング剤を落とす役割ではありません。クレンジング剤がお肌に残ってしまうと、乾燥や吹き出物、ニキビ、毛穴の開きなど様々な肌トラブルに繋がってしまいます。特にニキビや吹き出物が出来やすい方は、クレンジングの見直しをすると改善に繋がりやすいです。
クレンジング剤は油性になります。そして洗い流す水(ぬるま湯)は水性。油と水ということになります。水と油は混ざりにくいで有名ですよね。なので、クレンジングオイルを洗い流す前に乳化をすることで、洗い流しやすい状態になります。
乳化、クレンジング剤を洗い流しをする時に気を付けてほしいポイント
乳化やクレンジング剤を流す時には、冷たい水でも熱いお湯でもなく、ぬるま湯で洗い流すこと。冷たい水は毛穴の引き締めにいい気もしますが、汚れを落とすときは、引き締めるよりもある程度、毛穴を開かせながら落とすことが大切です。なので油分を洗い流す時には特に不向きです。食器洗いの時もそうですが、冷たい水では油汚れはきれいに流せないですよね。そして、熱いお湯は、お肌を乾燥させる原因に繋がってしまいます。
大体32度~35度くらいのぬるま湯で乳化、洗い流しをするとベストです。
洗顔の時の注意点
洗顔の時の注意点は2つあります。
まず1つ目。洗顔は泡立てて使うもの、最初から泡で出てくるフォームタイプのもの種類はありますが、どのタイプでもゴシゴシこするように洗うのではなく、泡で顔を包むように洗うことが大切です。
理由は、洗顔にはよく耳にする「ソフトピーリング効果」が入っている物が多いからです。
★ピーリングとは・・・
お肌の表面のいらなくなった古い角質をはぎ取ります。それによって、ゴワつきを改善し、お肌を柔らかくしてくれたり、化粧水などの浸透をよくしてくれます。
ピーリングはすごく効果的なのですが、はぎ取るということは使い方を間違えるとお肌を傷つけることにも繋がります。しっかりと泡立てることによってお肌に負担をかけず、柔らかく透明感のあるお肌に導いてくれます。
2つ目は、洗顔後シャワーを直接顔にあてずにしっかり洗い流すこと。
クレンジングの時同様しっかりと洗い流すことが大切です。洗い流すべきものがお顔の上に残っているというだけでも負担なのに加えて、汚れが混ざっている泡がお顔につきっぱなし。。。ニキビや吹き出物など肌トラブルを起こすに決まってますよね。。。
そして、シャワーを直接お顔にあてて洗い流すのではなく、必ず手でぬるま湯をためて優しく洗い流しましょう。シャワーを直接あてると、毛穴の開きやたるみの原因になりやすくなります。
まとめると・・・
- しっかりとキメの細かい泡で洗う
- ゴシゴシこすらない
- 洗い残しがないようにしっかりと泡を洗い流す(この時もゴシゴシこすらない)
- シャワーを直接あてない
最後に
お肌を改善していこうと思ったときに「入れる美容」よりも、まずは「落とす美容」の見直しからしてみることが大切です。お肌に汚れが残っていたり、毛穴がつまっていたり。古い角質が表面に分厚く残っていたら、化粧水や美容液などいつもの基礎化粧品の浸透も悪くなります。
土台が整っていないと、どんなにいい基礎化粧品を使っても、もったいない結果になってしまします。
まずはクレンジングと洗顔。油性の汚れも、水性の汚れもしっかり取り除くW洗顔をして土台を整えていきましょう。
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maki kishimoto(@ma22kii) • Instagram写真と動画
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